「トレーニング デイ」に見るギャングの在り方  


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「トレーニング デイ」という映画があります。
正義が似合う役者デンゼル・ワシントンが悪徳警官役、
自らの「正しさ」を貫き通す若き警官にイーサン・ホーク、
このふたりの存在感が圧倒的なんですが、私の中ではほんの少しだけ登場するラテン系ギャング“スマイリー”を演じたクリフ・カーティスさまの、おそろしいまでのギャングな重厚感がたまりません。
上の写真見てください。目が死んでませんか?(違)
腕の入れ墨といい、優雅にたくわえたふさふさで重そうなヒゲといい、髪の毛のパンチパーマっぷりといい、もうツボですツボ。
こんな顔して名前がスマイリー
笑いから一番遠そうなのに。

クリフ・カーティスさまはこの役を演じるにあたって、実際のラテン系ギャングといろいろお話をしたそうです。
デニーロ・アプローチならぬ、スマイリー・アプローチ。
役者魂ってスゴイな。

b0093261_21521993.jpgスマイリーの子分→
ちょっぴり加藤茶似。
ちょっぴりノッチ似。
ついでにちょっぴりオバマ似。
(この写真ではわかりにくいですが)


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スマイリーは最初アロンゾ(デンゼル・ワシントン)からお金をもらい、ジェイク(イーサン・ホーク)を殺そうとします。
バスタブで・・・。
このときシャワーカーテンにキリストさまの絵がプリントされているのが笑えます。
緊迫感あふれるシーンなのに笑えました。

b0093261_22115158.jpg今にも命の灯が消えそうなジェイク(イーサン・ホーク)。
こんなおじさんたちにこんなことされたらめっさ怖い。

ところがジェイクがスマイリーのいとこ(女子高生)の財布を持っているのです。
レイプされそうになっているスマイリーのいとこをジェイクは助けた。
そのことを必死に説明するジェイク。
スマイリーはいったん銃を下ろし、いとこに電話をします。
事実であったことを確認すると、スマイリーはジェイクを殺すのをやめるのです。
「いとこを助けてくれたんだってな」
血だらけのジェイクを起こしながら、その肩にタオルをかけます。
「タオルをかけな。床が汚れる」
・・・殺してたら床が汚れるどころじゃないと思いましたが。

ラテン系のギャングの持つ仁義、
彼らには彼らの哲学、主義があり、暗黒の無法地帯を支配している。
そこには「一般市民を巻き込む」「白人だから殺す」とか理不尽なことがまったくない。
スマイリーはジェイクの目に宿る「高潔さ」を見逃さなかった。

スマイリー、最高!そのヒゲ、最高!

こんな叔父さんがいたら心強いわ。


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by fonda127 | 2008-09-03 22:21 | 映画 ▲Top
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