幸せのちから  


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ここのところ続いていたハネケたん祭りですっかり心は「越冬つばめ」状態となり、

ハッピーエンドで終わる映画がどーーうしても見たくなってしまいました。

ワタシにハッピーエンドをください・・・というわけで、ウィル・スミスが自分の実の息子との共演で話題になった「幸せのちから」を鑑賞。

■あらすじ■
クリス(ウィル・スミス)はサンフランシスコで暮らす医療機器(骨密度スキャナー)のセールスマン。5歳の息子クリストファー(ジェイデン・スミス)のよき父親だが、骨密度スキャナーはさっぱり売れず、家族を養うこともままならない。朝から晩まで働き通しで家計を支えてきたパートナーのリンダも、生活苦に疲れ果ててしまい家を出て行ってしまう。
ある日、学歴無用で高給取りへの道が開けると聞いたクリスは、一流証券会社の株式仲買人養成コースに申し込む。だが半年の研修期間中は無給。しかも家賃滞納でアパートを追い出され、クリスの奮闘の日々が始まった。
ホームレス生活をひた隠しにしながら厳しい研修をこなす一方で、今夜のベッドの確保に奔走するクリス。そんな彼の心の支えは、どんな時も父親への変わらぬ愛と信頼が寄せる、けなげなクリストファーの存在だった。クリスは愛する息子の笑顔に励まされながら、まだ見ぬ幸せを目指して今日も走り続けるのである・・・

サクセスストーリーなのかな?と思っていたのですが、この映画は「父親が息子に支えられる姿、そしてその息子のために必死に頑張る父親の姿を描いた映画」といった感じです。
とにかくウィル・スミスが走る走る・・・・
この際タイトルは「走れ、クリス」にしませんか?ってくらい走りっぱなしで見ているこちら側まで息切れしてきます。体力あるんですね・・・ウィルさん

クリスが面接に訪れたとある証券会社。その面接官のひとりになんと、

「バタリアン」の漢・フランク(ジェームズ・カレン)がおる・・・・

しかも貧困にあえぐクリスに「5ドルを貸してくれ」と無茶なお願いをする(まあ、クリスの苦しみを彼は知らないからね)上司。ラスト、彼がクリスに5ドルをきちんと返すシーンはちょっとばかしジーンときましたが。
もうひとりクリスをこきつかうイヤな上司は本当にムカツク。

時代設定が1981年なのですが、当時流行っていた「ルービックキューブ」がたまに出てきます。

「ルービックキューブ」が無性にやりたくなりました・・・

この「ルービックキューブ」が小道具としてうまく活かされていくのかな?と思いきや、そうでもなく・・・随所随所で中途半端さが目立つ映画。
貧困・・・貧困、また貧困と親子は苦労の連続で、いったいいつこの父親は成功するんだ?いつおもしろい展開になってくるんだ?と思っていたら、あっさりめに終わってしまいました・・・。まあ最後はその証券会社に採用されるという形でハッピーエンドなのですが・・・

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寝るところがなくて、駅のトイレで体を寄せ合いながらクリスが流した涙の重さ・・・
厳しい研修のあとに「採用」を勝ち得たクリスの喜びを噛み締める表情・・・

ウィル・スミスの押さえた演技がすごく良かった。それにしてもウィル・スミスって何等身なんだあ?雑踏の中でも頭ひとつ出てるし・・・

サクセスストーリーというよりも親子の愛の物語といった感じです。
そして思っていたよりもズッシリと重たい映画です。2時間ずーーーっと苦労に耐え続ける映画。
父親が劇中2度流した涙の重み、そんな父を支える子供の姿・・・グッとくるものがある映画だけど、どこか不完全燃焼のまま終わってしまった映画だなあ~と思ってしまいました。

「幸せのちから」
「幸せのちから」公式HP
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by fonda127 | 2007-10-29 16:37 | 映画 ▲Top
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