ピアニスト  


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連日連夜の「ハネケ祭り」です。
見事に踊らされてます。
「ファニーゲーム」「隠された記憶」「ベニーズ・ビデオ」そして今日は「ピアニスト」を鑑賞。
ハネケたん映画は1本の映画見るのに相当な体力を消耗するのでもうヘロヘロよーーん。


「そんなにツライならやめときゃいいじゃん」(オットマン談)


・・・ごもっともな意見なのですがやめるわけにはいかんのです。それはなぜか・・・


私はドMだからです・・・。

と、高らかに宣言したところで、この「ピアニスト」。まさしくドMムービーであり、ド変態ムービーとなっております。

■あらすじ■
ウィーン音楽大学院の教授としてピアノを教えるエリカ先生(イザベル・ユペール)は、母親による抑圧された環境の中で育てられたために40歳を超えた今でも恋愛経験すらなく、ピアノ一筋で生きてきた。そんな彼女の前に美男子の男子生徒ワルターが現れエリカ先生に好意を持つ。エリカ先生は戸惑うが、ある日、ワルターに手紙をおくる。その手紙はSMプレイの欲求をつづった手紙だった・・・。

・・・これ、

超上級者映画ですよ。

ハネケたんに“性”を描かせるとこういうことになるんです。本当に要注意人物です。
アメリカのデビッド・リンチか、ヨーロッパのミヒャエル・ハネケか・・・
デビッド・リンチがかわいく見えてしまうくらい、ド変態界の帝王です・・・ハネケたん。

エリカ先生がバスルームでカミソリ握りしめて・・・・のシーンは、

痛い、痛い、痛い!やめとくれやすーーーー!!

と叫んでしまいました。
画面上の人物がなにをやらかすのかわからないのが「ハネケ流」なので油断大敵ですね。

個室ビデオのエリカ先生。
お車で見る映画館でのエリカ先生。

エリカ先生の超ド変態プレイの数々は、どこかもの悲しさも手伝い、痛々しいです。

そんなエリカ先生に好意を寄せる超美男子ワルター(ブノワ・マジメル)。
ハネケたん映画ではじめて見るハンサムガイです(ファニーなアイツには内緒です)。
実生活ではジュリエット・ビノシュとの間に娘がひとりいるらしいのですが、2003年に別れたそうです。

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一途な思いをエリカ先生にぶつけるワルター。
しかしド変態エリカ先生はその思いをどう受け止めていいのかわからず、見事に噛み合わない変態行為をトイレにて披露します。
そして自分の欲望をつづった手紙をワルターにしたためるのです・・・。

自分を愛してくれる人がいた・・・

トイレの一件以降、エリカ先生の心の変化が服装にもあらわれはじめました。
明るい色を選んでみたり、フェミニンなワンピースを着てみたり、お化粧をしたり・・・

エリカ先生の手紙の内容に、明らかにひいてたワルター。
アイスホッケーで気を紛らわせる健康的なワルターのもとにエリカ先生は押しかけます。
自分の欲望をむきだしに、ゲロはきながら「愛を乞う」エリカ先生。
そして手紙の内容をそのまま実践しようとする健気なプリンス・ワルターですが・・・・・


トイレのシーン以降のワルターは実はエリカ先生の妄想上のワルターなのでは?と思ってしまいました。
最後のピアノの発表会でのワルターがあまりにも朗らかな表情をしていたので。
そして、こっそり忍ばせておいたナイフでエリカ先生は・・・


そのときのエリカ先生の顔・・・・


この表情を見せるために、この映画をハネケたんは作ったのかな・・・と思ってしまいました。
それくらい、すべてをかなぐり捨てたエリカ先生の顔がありました。


超上級者向けド変態ムービー、エリカ先生のド変態プレイ・・・あなたは耐えることができるでしょうか・・・・

「ピアニスト」
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by fonda127 | 2007-10-20 22:20 | 映画 ▲Top
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