悪魔のいけにえ  


ホラー映画界の「元祖・一発屋」トビー・フーパー監督がお届けするホラー映画の金字塔、

「悪魔のいけにえ」

この映画よりも先にリメイクの「テキサス・チェーンソー」「テキサス・チェーンソー ビギニング」を観てしまったワタシの、ワタシなりの観点からレビューを書きます。

まず・・・


「怖くない!!!」

・・・というと語弊があるかな・・・。想像してた「怖さ」がない。


・・・というか、


「笑える!!!?」

b0093261_16364996.jpg謎の危ないヒッチハイカーを乗せたシーン。
「リトルミスサンシャイン」のようなワンショット。
リメイクではぽわんと危ない被害者を乗せていたけど、オリジナルはきちがい一家のいけいけにいちゃんを乗せてしまっていたんだね・・・・。
怖いね、ヒッチハイクって・・・。



b0093261_16412051.jpgレザーフェイスのおうち。
「ビギニング」のほうが立派なおうちだったな。
貧乏になったのかな・・・。

現在は改装されて「フォー・ベアーズ」というレストランになっているらしい。
熊のぬいぐるみがいっぱいのレストラン。
行ってみてえ~~




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レザーフェイス登場!!!
ネクタイの模様がなんとも、笑えます・・・(チェーンソーの「刃」のアップか!?)
ネクタイの長さも絶妙なバランスです。
窓辺でひとり憂うレザちん・・・何かに苦悩しているレザちん。
オリジナルのレザちんは愛嬌があり、心のある殺人鬼として描かれている気がする。
リメイクのレザちん(「レザちん」とも呼びにくい)はただおどろおどろと怖いだけ。
まつげだってあるのよ!



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おじいちゃん登場です。よくわからないのですが、リメイク版で車椅子に乗っていた両足のないおじいちゃんは確か「モンティおじさん」。
このオリジナルのじい様とは関係ないのでしょうか?
ほとんどミイラ化してますしね。
ヒロイン・サリーの指先の血をちゅぱちゅぱ吸うおじいちゃん。
「マルサの女」の冒頭に出てくるおじいちゃんを思い出してしまいました。
気を失ったサリー。
目を覚ました視線の先にまたまたおじいちゃん登場!!!
外ハネカールな髪型がソー・クール。


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さあ、やんややんやの大宴会。
このシーン、狂気率120%だけど、笑えます。
こんな家族、イヤだなあ・・・。
レザちん、正装してます。マスクだっていつもと違うのよ!



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若林豪の劣化版のようなおじちゃんが、リメイク版での泣く子も黙るホイト保安官なのね。
リー・アーメイほどの存在感もなく、ただただ普通のちょっとうっとうしいおじちゃん。



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晩餐会でのレザちんのこのメイク・・・本当に笑えました。
女性のマスクらしいです。
いつもより化粧が濃いのよ、レザちん!!
チークもたっぷり、ルージュもたっぷりemoticon-0152-heart.gif
今宵はお客様がいるしね!!




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かつては現役バリバリな殺し屋だったのでしょう(?)・・・
おじいちゃんにサリーを殺させようとします。
でもおじいちゃん「ヤル気ゼロ」
金ヅチをポトポト落としまくり。
おじいちゃん、オサレな靴はいてるのね!!


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なんとか脱出したサリー。
助けようとしたトラックのおにいちゃん。
このおにいちゃん、勇敢にもレザちんに応戦します。
その後、このおにいちゃんがどうなってしまったのか、気になります。



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またまたチェーンソーで自分の足を切ってしまったレザちん。
マスクの奥で「てへ」と照れ笑いしていそうです。



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別のトラックの荷台に乗り、なんとか逃げ出すことに成功!!
このときの狂気と狂喜の笑い声が印象的。
このヒロインはこの後の人生、どんな後遺症を抱えて生きていくのだろう・・・。
(助けてくれたドライバーのおにいちゃん、なかなかのイケメンです)



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金色の朝日の光の中、叫び狂うレザちん。



映画の字幕の中で「Texas Chainsaw Massacre」を

「テキサス 自動のこぎり 大虐殺」

と訳していたところも、「ぷっ」ときました。

あとやはり、ポラロイド写真の音が印象的。
サリーとレザちんの鬼ごっこはふたりの距離があまりにも近すぎて、
「捕まえる気、あんのか!?」と思ってしまいました(ガソリンスタンドに追い込んだレザちんですが)

「悪魔のいけにえ」・・・・リメイクの「テキチェン」「テキチェン ビギニング」とは切り離して観たほうがいいですね。
リメイクは残虐すぎて何度も一時停止ボタンを押したワタシ(観ていられない・・・)
オリジナルは残虐映像はほぼ皆無に近いのに、なんでしょう、この圧倒的な存在感・・・。
レザちんの異常性、哀しさ、人間らしさ・・・きちんと描かれています。
チェーンソーで人を切り刻むシーンだけではレザちんを語ることはできないのだな・・・。

なんといいますか・・・この映画、さまざまな空気感・湿度・温度・トビーさんの想い・スタッフの勢い・・・エトセトラがものすごい偶然の中で化学反応を起こし、きっと真夏の撮影だっただろうから光化学スモッグとかにやられたりして、そしてこの時代だったからこそ成し得て、絶妙なバランスの中で「タマタマ」できあがった奇跡の映画なんだろうな・・・・

「悪魔のいけにえ」
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by fonda127 | 2007-06-09 17:17 | 映画(ホラー・ゾンビ) ▲Top
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