ホテル・ルワンダ  


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この映画を観ると、本当に怖いのは、

ゾンビでも

貞子でもなく、


人間なんだな、


ということに改めて気づかされる・・・。


■あらすじ■
時は1994年、アフリカ・ルワンダの首都キガリ。
フツ族とツチ族による民族間の争いが大虐殺に発展。
100日で100万人もの罪なき人々が惨殺された。
この映画は「アフリカのシンドラー」と呼ばれた男、ルワンダの4つ星ホテルの支配人で、命を狙われているツチ族の妻と子どもたちを守るため、そして行き場のない1200人の人々をホテルにかくまいつつ、虐殺者たちに勇敢に立ち向かったヒーロー、ポール・ルセサバギナ(ドン・チードル)の本当にあった奇跡の物語である。

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民族間の争いという私たち日本人にはわかりづらいテーマで、一歩間違うと単調になりやすい物語なのに、グイグイと引き込まれてしまう脚本、ドン・チードルの抑えた演技…。
この映画は『キリング・フィールド』以来の良作であると思う。
ツチ族だ、というだけで無惨に殺されていく人々、弾丸の雨の中を逃げ惑う人々、娼婦のように扱われる女たち…。
血しぶきが飛び散るような残酷な映像はないけれど、自分がこの立場だったらどうなるんだろう、と身に迫る「恐怖」を感じてしまって、あとどれくらいしたらこの映画から解放されるだろう、と祈るような気持ちで観ていた。
1994年というまだ新しい過去に、こんな大量虐殺が実際に行われていたことを私たちはほとんど知らない。
この虐殺に無関心だった人たち、国連、国際社会…すべてに腹が立つけれど、でももうすべてが遅すぎる。

「ホテル・ルワンダ」
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by fonda127 | 2006-12-19 00:04 | 映画 ▲Top
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