つっこみどころ満載の大映ドラマのひとつ、『少女に何が起こったか』。 当時小さかった私はラストの強引すぎる展開に度肝を抜かれた。 主人公の野川雪(小泉今日子)がとにかくいじめられまくり。 悪役をやらせたら右に出るものはいない長門裕之、お高くとまった鼻持ちならないお嬢様役がよく似合う賀来千香子、とにかくキモチわるい岸田今日子、そして今回私がもっとも納得できないのが毎晩12時になると夜な夜な出没する ザ・アフロ、石立鉄男 とにかく雪をいたぶりにいたぶる縦じまスーツがよく似合う悪徳刑事。 「この薄汚ねえシンデレラ!」と執拗なまでに襲い掛かる執念の男。 少し背景を説明すると、野川雪は母親の死後、遺言の通り東京の東(あずま)音楽大学へ。 雪は東音楽大学の学長の息子にして名ピアニストの東雪彦と自分との間に生まれた子だと言う。 だがこの話は東家の誰にも信じてもらえず(柳沢慎吾は別)、雪は自分が「東雪」であることを証明するために歯をくいしばって耐える日々。 キーパーソンとして宇津井健が登場。 最後の最後まで「謎の男」であり、雪との関係がわからなかった。 雪彦の血液型がのっているカルテの発見によって雪と雪彦の親子関係が証明されて、コンクールで優勝を果たす雪。 東音楽大学の裏口入学の全貌も解明される。 裏口をあっせんしていた理事長(長門)は逮捕。 実は宇津井健は検事で、刑事の石立と組んで捜査をしていたのであった! 実はアフロ石立は善い刑事だったという驚愕の事実! あの本気度120%のいじめっぷりはいったいなんだったのだ!? そしてラスト、自分の正体を雪に明かした後、アフロが放ったセリフ…「あばよ!薄汚ねえシンデレラ!いや、とってもかわいいシンデレラ」!!!! …………人間を信じたくなくなるのはこんな瞬間である。
by fonda127
| 2006-06-16 21:14
| テレビ・ドラマ(海外含む)
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